わきがは食事で軽減・予防できる

デオドラントスプレーで臭い予防ここではわきがと食事の関係性についてご紹介します。

基本的にわきがは手術でしか完治することはありません。ですが自分でも予防することである程度臭いを軽減させることができます。

臭いが軽減すれば、デオドラントスプレーを使用したり、こまめにシャツをとりかえたりするだけで、周りに臭いを感づかれることが無くなるかもしれません。

わきが予防法としては、毎日食事を変えるというのも一つの方法です。わきがの割合は人種によって異なり欧米人では7~8割の人がわきがなのですが、日本人は約1割くらいしかいません。その理由は体質、といってしまえばそれまでなのですが、食べるものによって変わっているという見解もあるのです。

欧米人の食事というと、主に肉類や乳製品を中心とした、いわゆる欧米食です。肉類や乳製品などの動物性脂肪を多く含む食品を多く摂取すると、わきがの原因となるアポクリン汗腺の働きが活発になるということがわかっています。

野菜中心の食事で臭い予防そのため、わきが臭がさらにきつくなってくるという訳です。しかもタンパク質を多く摂取することで汗がかきやすくなるので、わきが臭が大量の汗と結びついて放出されてしまい周りに臭いを充満させます。

一方で日本人は穀物や野菜を中心とした日本食を多く食べているため、わきがになりにくい、わきがでも臭いがそれほどきつくない、となるのです。

近年、日本人でもわきがになる人の割合が増加しています。その理由が、食文化が日本食中心の食事から欧米食へと変わってきているからだ、と言われているのです。

そのためわきがの臭いを軽減させるためには、まず欧米食から日本食中心の食事に戻していくものひとつの方法なのです。

日本食に変えることでのわきがへの影響

・動物性脂肪の摂取量が減ることで、アポクリン汗腺の活動が弱くなる
・肥満も解消されることで、汗がかきにくくなる
・タンパク質が減ることで、汗がかきにくくなる

日本食への改善以外にもわきがを予防する方法がある

食事を日本食に変えただけでは十分な予防法になるわけではありません。いくら日本食に切り替えても、内容がともなわなければまったく意味がありません。

せっかく欧米食から日本食にしたのに、油っこい食事にしたり、甘くしたりすれば肥満になりやすくなってしまい、わきが予防にはなりません。脂分、糖分、塩分を控えた食事を考え、食事以外のおやつにも気を配ることが重要です。

もちろん、180度食生活を一変させる、となると大変ですしストレスもかかってしまいます。そして動物性食品も生活をするうえで必要な栄養が含まれていますから、適度に切り変えていくという対応は望ましいでしょう。

食事でわきがを予防する方法

・動物性食品を減らす
・塩分や糖分が多いもの、揚げ物などのカロリーが高いものは控える
・スナック菓子、甘いジュースは極力食べない、飲まない
・刺激の強い香辛料は汗の分泌を促進させるので控える

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