軽度のわきがの方はボトックス注射も有効
顔のシワやたるみを解消できる治療法として、ボトックス注射があります。実はボトックス注射はわきが治療にも用いられている方法なのです。
軽度のわきがの方なら、ボトックス注射がオススメでしょう。
ボトックス注射はメリットもあるのですが、臭いが完全に除去できないなどいくつかのデメリットもあります。症状によってはボトックス注射を行っても効果が感じられない方もいるのです。
費用も他の治療法に比べ安いといっても、10万円以上はかかってしまうのですから、それで効果がないとなると、高い買い物になってしまうでしょう。そうならないためにも、しっかりとメリット、デメリットを知っておくことが大切です。
ボトックス注射のメリット
2、多汗症に高い効果がある
3、傷跡が残らない
4、気になる副作用はほとんどない
ボトックス注射のデメリット
2、術後も臭うことがある
3、早い人では3~4ヶ月で効果がなくなる
4、トータル費用が高くつく
5、使用する薬剤によっては副作用のリスクもある
ボトックス注射のまとめ
ボトックス注射は汗の量を減らすことができるので、多汗症には高い効果があります。
わきがはアポクリン汗腺から出る汗が雑菌と結びついて悪臭を放つのですから、汗の量が減ることで臭いの軽減に若干の効果があります。わきがの他に多汗症も患っている方は、エクリン汗腺から出る大量の汗による臭いの拡散を防ぐことができるので、かなり効果を実感できるかもしれません。
ただ、少しの汗の分泌でも臭いは分かるものですから、ボトックス注射で完全にわきがの臭いを防ぐことは難しいです。重度のわきがの場合は他の手術の方が向いているかもしれません。
ただ、自分ではわきがの症状が軽度なのか重度なのかは分かりかねますから、専門科に相談してみるのがベストでしょう。
臭いの解消 | 臭いの解消効果はあまり期待できませんが、発汗量が少なくなるので、臭いの拡散を防ぐ効果はあります。 |
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持続期間 | 半年~長くても1年程度 |
傷跡 | ありません。 |
料金 | 10~15万円(両脇セット) |
ダウンタイム | ありません。 |
手術時間 | 10分程度 |
痛み | 術中に注射による痛みがある程度です。 |
通院 | 不要 |
副作用 | 内出血や腫れ(1週間程度)が起こる場合もあります。 |
多汗症への効果 | 軽度の多汗症なら効果があります。 |
シャワー・入浴 | 当日のみ控えた方がいいです。 |