わきが手術で起こりうる副作用とリスク、失敗

わきが手術とはいえ、れっきとした手術には違いありませんから、失敗することもあります。そして副作用やリスクも少なからずあるのです。

ただ、なにをもって失敗とするのか、副作用、リスクと感じるのかは人それぞれでしょう。傷跡が残ってしまってもわきがさえ治れば成功と感じる人もいれば、傷跡が目立つから失敗だ、という方もいます。

わきが手術の方法はさまざまで、その方法によって副作用やリスク、失敗する可能性が違います。そのため、自分はどのような目的で、どこまでの副作用、リスクなら失敗と感じないのかを考えておく必要があるでしょう。

わきが手術で考えられる副作用・リスク

1、傷跡が残ってしまう
2、再発する
3、臭いがなくならない
4、費用が高い
5、痛み

わきが治療で失敗と考えられるケース

1、臭いが解消されない
2、化膿
3、傷口がケロイド状に
4、再発した

副作用やリスク、失敗を防ぐには

わきが手術での失敗リスクそれほど難しい手術ではないとはいえ、メスを使う、器具を皮膚から入れるとなると、100%安全とは言い切れません。いくら経験豊富な医師でも絶対に失敗しないという保証はないのです。

では副作用やリスク、失敗をなるべく防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。それはやはり手術方法についてしっかり知っておくことと、クリニック選択を間違えないことで、副作用やリスクを最小限に抑えることができます。

極端な話、親身になってくれるいいクリニックさえ見つかれば、手術方法についての知識がなくてもいいかもしれません。しっかりとカウンセリングで手術内容まで伝えてくれるでしょうから。

手術方法を知っていることで回避できること

・わきがが治らない
手術方法によっては軽減にはなるが完治はしない、という方法もあります。それを事前に知っていれば、完治したい人はやらないでしょう。
・傷跡が大きい
この手術を行えば、これくらいの傷跡がどうしても残る、と分かっていれば、傷跡が気になる人は別の方法を用いることでしょう。
・再発
手術方法によっては、再発する可能性があるものもあります。二度と再発してほしくない人は、別の方法を用いるでしょう。

クリニック選びによる違い

・わきがの効果
経験、技術力がないクリニックだと、アポクリン汗腺を取り残してしまうこともあり、本来は臭いはなくなるはずなのに、効果がない、ということもあります。
・傷口
クリニックによっては、シワに沿って行うため、ほとんど傷口が目立たなくなるところもありますが、悪いところだとすぐに手術痕だとばれてしまう傷跡が残ったり、ケロイド状になったりすることもあります。時には皮膚が突っ張ってしまい腕が上げにくくなったりすることも。
・再発
本来再発するはずのない方法でも、導管部(アポクリン汗腺の根っこ)が残っていると再発することがあります。しっかり根っこまでとってもらえるクリニックもあれば、ダウンタイムを極力なくすため、また時間をかけたくないため根っこまでしっかり切除しないところもあります。
・保証
どんな医師でも失敗することはあり、その場合には再手術が必要となります。そんな時に無料で手術してくれるところと、また費用がかかってしまうところもあります。

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