わきがの手術では傷跡は残ってしまうの?

わきがの手術の傷跡についてわきが手術では、わきが臭の解消はもちろんですが、手術後の傷跡も気になるところではないでしょうか。

わきがは女性の方が割合が多いと言われていますから、特に傷跡が残ってしまうことに大きな懸念を抱いてしまうのも無理もありません。

では、わきが手術の傷跡は残ってしまうのでしょうか。それは、手術の方法によって傷跡は変わってきます。理想はわきがが完治できて、それでいて傷跡がまったく残らないことですが、今の医療技術ではそれは難しい事のようです。

わきがの手術方法と傷跡の残り方

直視下摘除法
わきがの効果
やり方 3~5cmを切開
傷跡 切開した部分がそのまま傷跡に。
レーザー治療
わきがの効果
やり方 1mm程度の穴
傷跡 術後は傷が残るが次第に消えます。
ボトックス注射
わきがの効果
やり方 注射
傷跡 傷跡はまったく残りません。

わきが手術の傷跡はクリニックによって差がでる

では、傷跡が残るわきが手術はやらない方がいいのでしょうか。それはその人のライフスタイル、わきがの症状によっても考え方は違ってくるでしょう。

特に人と会う機会がない、軽度のわきが、自分自身でもそれほど気にならないというのであれば、傷跡が残ってまで手術をする必要はないのではないでしょうか。逆に酷いわきがで周りにも迷惑をかけてしまう、自分自身でも非常に悩んでいるというのであれば、傷跡が残ってでもやるべきという考え方もあります。

傷跡が残るといってもわきがの場合は普段の生活では他人から見える部位ではありません。夏に海やプールに行った時やノースリーブの服を着た時等に限定されます。そのため、ずっと悩んでいたわきがが完治するのであればそれくらいは我慢できるとして手術に踏み切る方もいます。

ただ、傷跡が残るといっても、実はその傷跡の大きさや残り方はクリニック、医師の技術によっても差が出てしまうのです。

経験豊富で腕のいいクリニックなら、わきの下のシワに沿って切開をするので、傷跡が残ってもほとんど目立たない状態にすることも可能です。逆に、しっかり傷跡が残ってしまうような手術しかできないクリニックもあるのです。

そのため、直視下摘除法など、傷跡がどうしても残ってしまうような手術を行う場合には、実績が十分で、信頼できるクリニック選びが重要となります。

クリニック選びのポイント

・手術の実績、経験が豊富な医師が執刀してくれる
・どのように手術をしてどれくらいの傷跡が残るのか、しっかり伝えてくれる
・そのクリニックで行った症例写真等がある
・理由もなく「切開する幅が狭いので傷跡を小さくできる」、というクリニックは避ける

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