わきがは自覚がないのが一番の問題点

私が思う、わきがの一番の問題点は、自分がわきがであるという自覚がない、ということです。

わきがを自覚するわきがの問題点、それは「臭い」と誰もが答えることでしょう。確かにわきがは臭いが強烈で、それが悩みの種です。ですが、わきがは対策次第ではある程度臭いを抑えることもできますし、場合によっては手術によって完治するという選択肢もあります。

人間の嗅覚というのは良かれ悪かれ、臭いに対してすぐに慣れてしまいます。そのため、よほど強烈な臭いでない限り、常に近くでかんでいると、その臭いに気がつかないものなのです。わきが臭もまさにそれなのです。一番近くでそのわきが臭をかんでいる自分では、その臭いに鈍感になり、くさいと感じなくなっているのです。

くさいと感じないということは、何のわきが対策をしないのですから、さらに臭いが強烈になり、そして周りにも臭いをまき散らしてしまうことにもなりかねません。

誰かが指摘してくれればいいのですが、ほとんどの人は臭いに気がつきながらも教えてくれる人はいないでしょう。そして、陰のほうで「あの人わきがだよね、超臭い」というように噂をされるのです。

そのため、まずは自分がわきがであるという自覚をもつことが大切です。

あなたは大丈夫?わきがのチェックをしてみましょう

実際、自分がわきがかどうかを確認するといっても、すでに嗅覚が鈍くなっているのですから、かんでみても気がつかないケースが多いです。

ただわきがの場合は、症状に表れてきます。ここではわきがの症状のチェックポイントを紹介しますので、そのポイントをチェックしてみるといいでしょう。ひとつでも心当たりがある人は専門家に診断してもらうコトをオススメします。

わきがのセルフチェック

1、遺伝
わきがは遺伝の要素が非常に強いです。もし自分の親がわきがだった場合、高い確率でわきがになります。片親がわきがの方は2分の1以上、両親がわきがの方は5分の4以上います。
2、下着のわきの下が黄ばむ
エクリン汗腺からの汗は無色透明です。そのため、わきの下が汗でぬれても黄ばむことはありません。ですが、それでも下着が黄ばんでいる、という方は、アポクリン汗腺からの汗なので、わきが体質である可能性は高いです。
3、耳垢がしっとりしている
日本人のほとんどは耳垢は乾燥しています。もちろん、耳垢がしっとりしていてもわきがではない、という方もいます。ですが、わきがの人はほとんどが耳垢が湿っています。そのため、耳垢が湿っている人は要注意です。
4、ワキ毛の量が多い、濃い
わきがはアポクリン汗腺の量にもよります。ワキ毛の量が多い、濃い、ということはアポクリン汗腺も数が多い、活発に活動しているということです。もちろん、絶対ではありませんが、その可能性はあります。
5、ワキの下の多汗症
エクリン汗腺からの汗は無臭です。これ自体はわきがの原因にはなりませんが、アポクリン汗腺から発生した臭いは汗とともに広がります。そのため臭いが広まってしまうのです。

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