要注意なにおいである病気が原因の体臭の豆知識ご紹介

においの豆知識:体臭と病気

体のにおいが気になりだしたら、それは内蔵の病気なのかもしれません。
例えば、肝機能が低下しますと、体臭が発生しやすくなります。
元々、人間の体臭と言うものは、脂質系、タンパク質系、それに糖系の3種類があります。
このうち、タンパク質系のにおいは、肝臓の病気で引き起こされることが多いのです。
肝臓は、栄養素を吸収するときに、そこに含まれているにおい物質を体外に排出する機能を有しています。

しかし、肝機能が低下すると、この機能が低下してしまうのです。
そのため、本来ならば便と一緒に体外に排出される悪臭物質が、血液中に取り込まれてしまいます。
そして、悪臭は血流に乗って、体臭が発生してしまうのです。

例えば、悪臭物質を含む血液が肺に送られると、口臭となって現われますし、皮膚表面に運ばれますと、体臭となるのです。
このように肝機能が低下している方が、お酒や煙草と言ったものを控え、肝臓に良いとされる卵や牛乳、シジミ、或いは豆乳などの良質のタンパク質を含む食事に切り替えたところ、半年で肝機能が改善し、またそれに伴って体のにおいも軽減したと言う例もあるのです。

このように、タンパク質系のにおいについては、肝臓の病気が隠れていることがあります。
また、脂質系の体臭に関してはストレスが、糖系の体臭に関しては、糖尿病や過度のストレスが原因となります。
このように、体のにおいと病気とは、密接な関係があります。
特に内臓系の病気が関係していることが多いのです。
そのため、体のにおいが気になるのならば、消臭剤を使って体臭を抑える方法にすぐに飛びつくのではなくて、体の中からに潜んでいる病気を疑い、体の中から改善していく方が一番の対策になるのです。

    
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