厄介なにおいの元のわきがを治すための豆知識ご紹介
においの豆知識：わきがを治す方法って？
日本人の10人に1人の割合で存在すると言われているわきがは、遺伝的な要因が強い症状です。
両親がわきがの場合は、子供は高い確率で症状を受け継ぐという事が報告されています。
人種間でも比率にかなりのバラつきがあり、特にアフリカ系に多く見られている症状である事が知られています。
欧米ではわきがを含めた体臭は、その人の個性を示すものとして認められていますが、日本の場合は発症する割合が低い事で目立ってしまい、就職や結婚をあきらめてしまうほど深刻に悩む人も少なくはありません。
この為に色々な改善方法が考案されており、症状を緩和させるクリームやスプレーなどの商品が開発されて販売されています。
軽度のにおいの場合は、これらの体臭を防止する効果がある商品を利用することによって、症状を防止する事が出来ます。
しかしにおいがきつい場合は、わきがの原因となっている脇の下の汗腺を取り除くような治療が必要となっています。
わきがを治す施術を行っているのは、皮膚科や美容外科などの医療機関が中心となっています。
これらの医療機関で行われている外科的な施術は、自由診療という健康保険が適用されない治療となる場合と健康保険が適用される場合とがあります。
どちらに該当するのかは、担当する医師によって判断が下されます。
日常生活を送るのが困難であり、症状を治す事がどうしても必要であると認められた場合は、健康保険が適用されるケースが多くなっています。
以前は脇の下をメスで切り開いて汗腺を取り除くという外科手術が最も効果的な方法として知られていましたが、メスを使用した傷跡が残ってしまうというデメリットが生じてしまいました。
現在ではレーザーを照射して汗腺を破壊するという方法が採用されており、メスで切開するのと同等の効果を傷跡を残すことなく短時間で終了させる事が出来ます。